2020年08月

今回は国産ミヤマクワガタ3種(ミヤマクワガタ、アマミミヤマクワガタ、ミクラミヤマクワガタ)のメスの見分け方について、気付いたことを纏めておきます。

以前、アマミミヤマのメスの特徴について書かせてもらっていましたが(http://yasui0323.livedoor.blog/archives/2637079.html)、この時は画像が鮮明でないことや、ヤフオクでたまに詐欺っぽいアマミミヤマ♀を見かけるので、改めて書くことにしました。
オークション落札時のお役に立てれば幸いです。


【撮影個体】
ミヤマクワガタ…北海道産wild 40mm
アマミミヤマクワガタ…奄美大島湯湾岳CBF1 33mm 2019年羽化
ミクラミヤマクワガタ…御蔵島 CBF1 26mm 2020年8月羽化


《識別点まとめ》
【体型】
ミヤマ:全体的にほっそり。足も長いか?
アマミ:腹部(前羽)が太く、ずんぐりした印象。
ミクラ: アマミと同様
※ただしアマミミヤマはサイズが小さい(28mm以下)とややほっそりする傾向があるかも?

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↑ミヤマクワガタ

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↑アマミミヤマクワガタ



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↑ミクラミヤマクワガタ。羽化したてなので腹出てます😅


【背面のツヤ】※重要な見分けポイント
ミヤマ:前胸板のみ艶消し状、前羽は艶あり
アマミ:前胸板、前羽共に艶消し状
ミクラ: 前胸板、前羽共に艶あり
(ミヤマ、アマミミヤマは黒色も褐色個体もいるので、色での判別は不可能かと)

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↑ミヤマクワガタ。前羽のみツヤがある

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↑アマミミヤマクワガタ。全体的に艶消し状

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↑ミクラミヤマクワガタ。前胸板も前羽もツヤツヤしている


【脚付け根】※重要な見分けポイント
ミヤマ:中脚、後脚付け根はオレンジ
アマミ: 中脚、後脚付け根は黒
ミクラ: 中脚、後脚付け根が黒
(アマミミヤマは僅かにオレンジ模様が入る個体も稀にいるようだが、大体は黒)
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↑ミヤマクワガタ 足の付け根にオレンジ色の模様

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↑アマミミヤマクワガタ 脚の付け根は黒い

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↑ミクラミヤマクワガタ 脚の付け根は黒い

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↑ミヤマクワガタ別角度。中脚と後脚にオレンジ模様


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↑アマミミヤマクワガタ別角度 オレンジ模様は無い



【前脚】
ミヤマ:細長く、トゲは短い
アマミ:平たく、トゲは大きい
ミクラ:平たく、トゲは大きい
(ミヤマ♀は天然個体なので、ある程度摩耗している可能性あり)
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↑ミヤマクワガタ

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↑アマミミヤマクワガタ

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↑ミクラミヤマクワガタ



以上、まとめでした。
他にも、ここが違う!ここは見分けポイントでは無い!などご意見ございましたら是非コメントください^ ^

7/20に産卵セットを組んだアマミミヤマの卵を3つほど掘り出し、観察していましたが本日孵化しました^ ^

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温度22ー24度くらいですが、孵化までは1ヶ月くらいかかりましたね💦

ちなみにメスはまだ産卵中ですが、そろそろ死んでしまいそうですね😭

割り出しはもうあと1ヶ月くらいは待ちたいと思います!

〜背景〜
ある時、近くに住んでいる姉夫婦より「小学生の息子2人にカブトムシ、クワガタをとらせてあげたい」という依頼が来た。
採集の経験値が浅い子供に採らせるには『簡単に観察させられる』ことが重要となるが、
私の住んでいる場所(埼玉県)ではカブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタくらいは普通にみられるものの、樹液の出ているクヌギ、コナラはえげつない採集圧でなかなか見つからず、上記の条件に合うような場所はなかなかないのである。

…が、そこでふと閃いた。
『観察しやすいところにクワガタがいないなら、呼べばいいじゃない』と。

ということで、どういうところに仕掛けたら効率よくクワガタ、カブトがとれるかを確認するため、トラップ仕掛けてみました。

〜実施方法〜
近所にある雑木林、各三ヶ所の木の根元に、バナナトラップをしかけることにした。(仮にA,B,Cとしておく)
ちなみに、樹液の出ている木に仕掛けることは南西諸島でも本州でもやってみて無駄であったことから、今回は実施していない。
(仮に樹液の出ているとこに仕掛けてクワガタが来ても、他の人が捕るしね。。)

【ポイント概要】
雑木林A... 樹液の出ている木は数本確認。樹液の出ている木からは20m以上離した木の根元
雑木林B... 樹液の出ている木は数本確認。樹液の出ている木から20m以内ではあるが、クワガタ、カブトが発生しているであろう朽木の積まれた場所のすぐそば
雑木林C... 樹液の出ている木は周辺に確認できず。クワガタ、カブトが発生しているであろう朽木が散見される場所
(いずれも地面じか置き、ポイント1箇所につき3トラップしかけた。草や落ちている朽木、樹皮で隠れられるようカバー)

【トラップ内容】
1トラップあたり、バナナを大人用靴下🧦(洗濯済み。大事。)に4本詰め込み、焼酎+ドライイーストに漬け込んで、常温で半日つけたものを使用。

【確認方法】
昼間にポイントにしかけ、当日、翌日、翌翌々日の夜、それぞれ3日間確認。ちなみに日程はちょうどお盆の時期。

〜結果〜
当日
A...収穫なし
B...カブト1メス
C...収穫なし

翌日
A...収穫なし
B...収穫なし
C...カブト1オス3メス、コクワ数匹(落下)

翌翌々日
A...収穫なし
B...カブト1メス、コクワ1オス3メス
C...カブト2オス6メス、コクワ4オス6メス以上、ノコギリ1メス(コクワはポロポロ落ちてしまったため、それ以上はいた)

という感じでした。
画像がないとアレなんで、Cにて観察した虫を載せときます。
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カブトムシ♂

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カブトムシの♂と♀

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マイマイカブリ。。w

他にもヨツボシケシキスイ、チャバネゴキブリ(モリのほうかな?)、クロゴキブリ、オオヒラタシデムシ、センチコガネ、コメツキムシなどなど。
ちなみに、Cでは継続して観察を続けましたが、さらに翌日以降は明らかに虫が減りました。カブトムシが吸い尽くしてしまったようでした。

〜考察〜
上記結果より、近郊でカブト、クワガタを捕るには、『発生源周辺で、且つ樹液が確認出来ない場所にトラップ設置する』のが重要だと考えております。
特に発生源はカブトの死体や、幼虫のフンとか見つかっているとより確実だと思われます。(今回はそういう場所に設置)
また今回はカブトもコクワも♀が多く、♂は少なかった結果になりましたが、時期的にこれから活動開始するような個体は少なく、産卵しにきている個体(=♀)が多かったと考えています。発生初期であれば♂も多かったかもしれません。
あとは時間経過に伴い個体数が増えていくようですが、カブトムシが食い漁って汁気がなくなると一気に虫は減りますね。そして設置の翌日夜も来ないような場所は来ないと判断して切り替えるのも良さそうです。(奄美でのアマミコクワなどは一概にそうとは言えませんが)
しかしノコギリクワガタが少ないのが面白くない。。ヒラタもとれませんでしたね。。

ということで、採集される方は参考にしていただければ幸いです。是非ご意見もお待ちしています!

あとこれだけは申し上げておきたい。。

トラップの回収は絶対すること!!!

以上、読んでくれてありがとうございました!

8月2日

やっと梅雨が明けた。。。!!!

7月はずーっと雨が続いており、また色々あって採集に行くタイミングが取れませんでしたが、8/1にやっと梅雨が明けたので、近所へ採集に行ってきました。

近所での採集場所の候補は雑木林、河川敷の柳林がありますが、雑木林は相当競争率が高いので(根元掘りっぱなしとか、樹皮剥がしがひどくて悲しくなります。。)、クワガタの密度も高く昼間でも見れる河川敷に行くことにしました。

この日は、目星をつけていた近所の河川敷の柳林へ(といっても10本強並んでいるだけ)。


が、木を見る前にまず藪漕ぎですw


藪漕ぎは河川敷の柳採集ではほぼ必修科目ですが、ボーボーで人が入って行きにくいようなとこは大体昼間でもカブト、クワガタが見れます( ̄ー ̄)

が、大体私はナメて行くので腕はズタボロに。w(学習能略がない。。。←)


ボロボロになりながら1本目に到着。


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と、すぐさまノコギリクワガタ1ペア発見。中歯なのでスルー


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目線あたりのウロにも大歯ペア。これも大したサイズではないのでスルー

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カブトムシとアカボシゴマダラも。


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クロカナブンとコムラサキもいました。
クロカナブン結構たくさん居ましたが、レアじゃないんでしょうか。。愛知に住んでいた時は全然みなかったから何気にテンション上がるw


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サイズ感が伝わりにくいですが、バカでかい毛虫もww藪漕ぎは少なからず芋虫や毛虫がくっついたりするので、苦手な私には修業ww


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そんなこんなで、2,3本に1本はノコギリクワガタの付いている木はありましたが。。

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大したサイズはおらずw


適当に拾ってみたサイズをはかると、64mm

数は全体で15匹くらいみたでしょうか。全部ノコギリでしたw

大したサイズはとれないですねーもっとたくさん藪漕ぎしなければ。。

しかし、クワガタ採集は樹液採集が最高です( ̄ー ̄)もうシーズン終わりですがw、また採集行ったら更新します!

では!




アマミミヤマの記事だらけでうんざりかもですが、残念なことがあったので記録に残しておきます。

先々週、アマミミヤマをペアリングさせようとミニプラケに一晩同居させました。翌日からは単独飼育を開始し、その数日後、産卵セットに投入するため様子を見ると。。


😭死んどる。。。!


見た目にキズは無いし、死因は分からずのまま。
とりあえずこんなこともあるかなと思い、再度別メスをペアリング。
産卵セット(小プラケよりやや大きいサイズ)にオスメスをそのまま同居させ、隠れられるところを用意して一晩放置。

そして翌日、オスを回収。
メスは土に潜っていたため、産卵開始したかと一安心。


そしてその翌々日。。。


😭😭また死んどる!!!!



キズなく綺麗な状態なのに。。。(前羽も開いて確認)



オスは交尾欲も強いですが、メスが逃げ回ると結構挟みます。キズは確認できなかったものの、挟んでダメージを受けていたか。。。


さすがに2メスも死なせると凹みます。。。



産卵セットを片付けるためひっくり返すと、なんと卵が2つ出てきました!


頑張って産卵したんやな。えらいな。でももっと産んでくれても良かったのにな😭😭😭


今年はもうメスがいないので💧、来年からは必ずハンドペアリングだけでセット組みます。。。


毎年、反省と改善の繰り返しですね。



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