こんばんは!沖縄遠征二日目、書きます(^^)

ちなみに私といっしょに行ったユースケくんも採集記を書いていますのでよかったら是非遊びにいってみてください。
(一緒にいたからほとんど内容は一緒ですがw)
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http://blogs.yahoo.co.jp/terabutadon


二日目

台風は完全に沖縄本島直撃ルートをとり、明らかに近づいてきていた。

威力は寝ている間も轟音で目が覚めるほどになっていた。


民宿のおばあちゃんに「ここはもうじき停電になってもっとひどくなる。早く帰って休んでいなさい」と促された。


昨日同様おばあちゃんの優しさを無視し、やんばるでガサガサを強行することにした。


3日目以降は水かさが増えすぎて採集が困難になると考えたからである。


目的は「ゲンゴロウ、その他淡水生物の採集」である。


予め目星をつけていた、やんばるにある某池に向かう。



到着したが、池は予想以上に水深が増していた。しかし池のふちで採集し、流れのありそうな部分は避ければよいのだ。


そしてカッパとウェーダーの完全防備で準備を始m・・・・



うぉぉぉおおおおおお強風すぎて外に出られんっっ!!


強引に脱出し、ウェーダーをカッパを着るが切る前に既にびしゃびしゃになる・・・orz



池に入り、唸りを上げるやんばるの森でガサガサを強行する!!!!!



一発目!うぉぉおおソードテール!!!(外来種)と、オキナワシリケンイモリ(在来)!
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でもこればっかり!たまにグッピーが入って、ほぼ全部ソードテール!!!!



しかし15分ほど続けているとついにミナミメダカが!!!(最近メダカは2種類に分かれました。沖縄本島のメダカはかなり少ない)










更にはタイワンキンギョ!!!(琉球王朝時代に持ち込まれたらしい、歴史的に重要かも?)
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沖縄でのみ見られる生物がたくさん見られた!
(外来種含む)

やはり沖縄の外来種は異常なのです。もう在来の生物だけ生息する河川なんてほぼ無いに等しいと思います。
(ティラピアなんかは、1河川に放すと海を渡って別の川に侵入するらしい。相当強力)



が、ゲンゴロウ類は全く入らない。




ウェーダーをカッパを着ているにも関わらずあっという間にずぶ濡れになってしまい、



強烈な唸りをあげるやんばるに身の危険を感じた我々は早々に切り上げることとした。





そして名護市内へ行きお土産を買いに行くことにした。



目的は既に「沖縄特産のお土産を買う」にシフトしていた。



沖縄のものが売っているMax Va○uに向かう。


・・・が、開いていない。台風がきているためお店が閉まっているのだ。


ならば、と思いあちこちのお店に行く。どこも開いていない。


しまいにはFamily ○art、GUST○、漫画喫茶、美ら○水族館まで閉まっている始末・・・


車は少し走っているが、歩いている人はいない。半分ゴーストタウン化していた。


しかし奇跡的に「吉○家」だけは開店していた。吉○家を見て感動したのは生まれて初めてだ。


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沖縄の吉○家にはタコライスがおいてあります。沖縄らしい!
(しかし私は迷うことなく牛焼肉定食をチョイス)




・・・そして昼ごはんも食べ終え、どうしようかと考えていた。


そんな折、衝撃的な電話が私の携帯に入った。


今日宿泊予定のホテルからだ。



ホテル:○○さま、沖縄には到着されましたか?


私:ええ、到着しましたよ。本日はよろしくお願いします。


ホテル:それがですね、当ホテルは現在雨漏りがひどく、雨風共に強いためこちらに来るのは困難かと・・・


私:え?つまり今回の宿泊はキャンセル、ということですか?


ホテル:えぇ、はい。そういうことです。





・・・・うぉぉおおおおおおまさかのホテルから宿泊キャンセル!!!!!!!!



満喫もない。ホテルもない。終わった。





しかし台風はもう暴風圏内。2日目深夜に最接近する。




そんなときにユースケが名護周辺のホテルを捜索し、何とか宿泊先を抑えたっっ!



チェックイン時間を待ち、ホテルが開いたと同時に部屋に入る。



(離島遠征に来て、ホテルのチェックイン時間早く来いって思ったことは今まで一度もありませんでした)



ホテルに入ったはいいが、やることはない。


この夜、色々話したり、釣った魚を食べたり、絵しりとりをして過ごし、早々に睡眠した。




~まさかの二日目終了~



今日の生き物:カワハギ

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前回のムラサメモンガラと同様、なかなかに頭が良い。
海で銛突きをしていると、色々な魚に出会う。そんな時カワハギ以外の魚は一斉に逃げていくのだが、
カワハギは「この大きな岩の向こうに隠れて、この場をやり過ごそう」と考えて岩の後ろにだいたい隠れる。
しかしこっちの様子が見たいため、顔が半分出た状態になるのだ。

こっちがカワハギのほうを向くと隠れるが、顔をそむけるとカワハギが半分頭を出す。
その頭の良さを利用し、カワハギに顔を向けず銛を発射すればあっさり突けるのだ。

そしてこの写真は銛で突かれたカワハギでした。